文京区白山の歯科医院【川村歯科医院】
 

電話:03-6304-1004

診療時間 10:00-13:00,14:30-17:30,18:00-21:00
土曜日 10:00-13:00,14:00-17:00
日曜・祝祭日は 休診

歯周病治療・予防

PERIO

当院の歯周病治療

当医院の最も力を入れている部分であり、院長はNPO特定非営利活動法人日本歯周病学会の歯周病専門医と指導医の資格を有しており、歯周病の治療については特に当医院の得意分野として、こだわりを持って取り組んでいます。
歯周病は口の中の細菌による感染症の一種と言えます。しかし、例えばコレラ菌によって起こるコレラのように1種類の細菌によっておこる病気と違い、口の中の様々な細菌が原因で起こる病気です。また、“感染症と言えます”、と表現しましたが、最近では、中等度以上の歯周病などは、細菌の感染が関与して起こる、身体の異常な炎症反応によって起こる病気、とも考えられています。その意味では、関節リウマチなどと同じような、身体が自分の組織を壊してしまう病気、とも捉えることができます。
歯周病になってしまうと最初は歯ぐきが腫れてきます。これが歯周病の一番軽い状態で、『歯肉炎』という状態です。この段階ではまだ正常な炎症による反応で、適切な治療や予防法を実践することで歯ぐきは健康な状態に戻ります。しかし、この炎症が、身体の異常な炎症反応によりさらに進行すると歯の周りを支える靭帯や歯の周囲の骨に炎症が及んで、それらが破壊されてきます。こうなってしまうと一度破壊された歯周組織は完全に元には戻りません。これが『歯周炎』という状態で、その結果、支えが少なくなった歯は動揺してきます。やがて、骨や靭帯が溶けることで歯がグラグラになって抜けてしまうのです。  
この歯周病がひどくなってしまう原因は一つではなく様々です。細菌などの口の中の環境、また、年齢、生活環境や習慣など様々な要因が関与すると考えられています。

 
歯周病はどうしてなるの?

歯周病の発症には細菌が欠かせません。実は、歯周病の原因となる細菌は、様々な研究で、とても関与が疑われる細菌や、そこまでではないけれども疑わしい細菌、特殊な場合には関与するのではないかと言われている細菌など、様々です。このように歯周病の原因となる細菌はこれ一つ、といえるものではないのです。当院では、ご希望の方にはそれらの細菌の存在を検査する細菌検査を行います(自由診療になります)。細菌検査では最も疑わしいとされているいくつかの種類の細菌の存在とその数を調べます。そうすることで患者さんご自身のお口の中の状況を知って頂くことが細菌検査の目的です。しかし細菌検査は全てに患者さんに行うことはありません。あくまでオプションとお考え下さい。

健康な状態

骨の破壊もなく歯ぐきが引き締まった状態。

  • 歯ぐきは綺麗なピンク色です
  • 歯ぐきが引き締まっています
  • 歯ぐきからの出血なし
  • グラつきなく堅いものでもよく噛めます

歯周病

骨が破壊され歯がぐらぐらしてきます。

  • 歯磨き時出血しやすい
  • 歯がぐらつく
  • 口臭が気になる
  • 口の中がネバつく

歯周病の進行

 

正常歯周組織

正常歯周組織では歯肉はエナメル質と接合上皮で付着しています。
その下に歯根のセメント質と歯肉が結合組織性付着、
さらにその下に歯槽骨とセメント質を歯根膜を介して結合しています。

 

歯肉炎

歯ぐきと歯に付着したプラークという細菌とその代謝産物のかたまりが原因で歯肉が腫れてきます。
歯を支える歯槽骨や歯周靭帯には影響はありません。

 

軽度~中等度歯周炎

炎症が歯肉だけでなく歯周組織に及んでいます。歯を支える歯周靭帯、歯槽骨が破壊されていきます。
プラークにカルシウムが沈着して固まった歯石が歯根面に沈着しています。その歯石の表面にはプラークが存在します。

 

重度歯周炎

歯肉の炎症に加え、歯を支える歯槽骨、歯周靭帯の破壊が著しくなります。
歯肉よりの出血がみられる場合もあります。
歯の動揺がみられる場合もあります。歯根面には歯石、プラークが認められます。

 

重度歯周炎(保存不可・要抜歯)

歯を支える歯槽骨、歯周靭帯の破壊が著しく認められます。歯の動揺が見られる場合もあります。
歯根面には歯石、プラークが認められます。歯肉よりの出血がみられることもあります。
歯を支持する組織が少なく、噛み合わせの力に対して歯を維持していくのが困難であり、抜歯が必要となります。

 歯周病の検査

歯周病の検査に重要なのは歯茎の溝の深さ(歯周ポケット)を測定するプロービングとよばれる検査です。この検査を、レントゲン写真撮影と一緒に行うことで、おおよその病状、骨の吸収の具合などが分かります。それに加えてプロービングをした際に出血があったかどうか、歯の動揺度検査(グラグラの度合いはどうか)、根分岐部病変の検査などを行います。これらの検査は歯周病を疑う患者さん全てに行います。これらの検査はそのほとんどが保険診療でも行うことができます。
これらの検査で、おおよその病状がわかったら、そこからいよいよ歯周病の治療が始まります。歯周病の患者さんには口の中の細菌のコントロールをして頂きます。といっても難しい薬を使うような方法ではなく、歯磨きなどのお口の中の清掃をご指導します。
その方法は主に歯磨きを中心とした口腔清掃です。お口の中で細菌はプラーク(歯垢)という塊を作っています。これは歯の周囲につく白っぽいふわふわした塊です。実はプラークは細菌と、細菌が作るネバネバした物質の塊なのです。

プロービング(歯周ポケット測定)

プロービング(歯周ポケット測定)

 

歯周病の診査の一つです。歯ぐきの腫れや炎症の状態、歯を支える骨の吸収の状態などを調べる検査の一つです。

 歯周病の治療

歯磨きが上手になり、患者さんがご自身で細菌のコントロールができるようになったら、次にポケットの中の歯石や汚れを取り除いていくスケーリング・ルートプレーニングという治療を行います。炎症の原因となる歯石を取り除き、毒素が染み込んだ根の表面を削り取り平滑にすることで汚れの付きにくい根の表面にしていきます。ここまで治療を行っていくと、歯周ポケットは細菌や毒素の少ない状態になり、周囲の組織の炎症は収まってきます。軽い歯周病であればここまでで十分治ってきます。

ブラッシング(歯磨き)

ブラッシング(歯磨き)

患者さんご自身で、毎日習慣づけて頂く清掃です。治療の一環で、この清掃のご指導を行っていきます。歯と歯ぐきの境目のプラーク(細菌の塊)を取るように、歯周ポケットに向けてブラッシングを行います。こうすることで歯ぐきの上の方の炎症は治まってきます。この後、歯周ポケット内に溜まった歯石や沈着物を除去していきます。

スケーリング・ルートプレーニング

スケーリング・ルートプレーニング

患者さんご自身でブラッシングが適切に行えるようになった後、スケーリング・ルートプレーニングを行います。歯周ポケットの中の歯石やプラークなどの沈着物を除去し、歯の根の面を、再度汚れが付かないように滑らかにします。炎症を起こしている物質を除去することで歯ぐきの炎症は治まってきます。軽度の歯周病の場合はここまでで治っていきます。

 高度な歯周病治療

重い歯周病の場合、歯周ポケットが深く、器具が充分届かない場合などがあります。この場合には歯周外科手術という、歯ぐきの手術を行う場合があります。この手術を行うことで、歯周ポケットを浅くして、細菌の住みにくいきれいな歯ぐきにしていきます。
この手術の時に、いくつかの条件のもとでは、部分的に歯の周囲の骨の再生を図ることができます。歯周組織再生誘導法(GTR法)という方法です。特殊な生体膜や、特殊な薬、また、それに伴って骨補填材という骨の代用となる材料などを使用する方法があります。この場合、方法により保険が効かない治療になる場合があります。その場合には事前にご相談をさせて頂きます。
ここまで来れば、歯周病の治療は一段落しますが、ここまできて初めて歯を被せたり、入れ歯を作ったりの治療ができるようになります。もちろん、ここまでの治療中に、歯を抜かなければいけなくなったり、入れ歯が必要になった場合などは仮の歯を作って被せておいたり、治療中に使用して頂く入れ歯を作り、治療を継続します。そして、歯ぐきがきれいに治ってきたところで、改めて長く使用できる被せものや入れ歯を作って治療をしていくことになります。
このような治療を経て、歯周病の治療はメインテナンスに移行していきます。

歯周外科(フラップ手術)

歯周外科(フラップ手術)

スケーリング・ルートプレーニングを行っても炎症が残る重度の歯周炎の場合、歯周外科と呼ばれる手術を行う場合があります。麻酔をして歯ぐきを切開し、歯肉を骨から剥がして、歯と骨の境目まで清掃を行い、場合により骨を整形します。その後は歯ぐきを元通りに縫合します。入院などは必要ありません。通院で出来る手術です。

歯周病治療のメンテナンス(定期検診)

歯周病の治療に終了はありません。歯周病は生活習慣病ですので、治ったあとの管理が重要になります。それがメインテナンス処置というもので、治った歯周病が再発しないように、また、弱い部分が悪化しないように管理を続けていく必要があります。患者さんの状態によって1ヶ月から半年位の間隔で、定期的なチェックと清掃においでいただくことが歯周病の管理に重要なことです。
このような流れで当院では歯周病の治療を行っていきますが、残念ながら、最初の診断の段階で、歯周病の進行が深刻で残すことが難しい歯や、どんなに治療をしてもやはり抜かなければいけない歯も治療では多く存在します。このような場合には、その後の無くなった部分の修復方法(入れ歯、ブリッジという被せもの、インプラントなど)の計画も立てつつ、抜歯と残せる歯の歯周病治療、無くなった部分の仮の修復治療などを並行して行っていきます。
歯周病は生活習慣病であり、歯周病の治療は患者さんご自身による病気を治す努力で治していくものであり歯科医師はそのお手伝いをさせていただくに過ぎません。あくまで治すのは患者さんご自身であることを忘れてはいけません。
当院では主にこのような流れで歯周病の治療を行っていきます。歯周病でお困りの方は是非ともご相談をいただければ、と思います。

歯周治療後の治癒

歯周治療後の治癒

 

歯周外科後、歯ぐきが治ってくると、歯ぐきの炎症は治まり、歯周ポケットは浅くなって健康な歯ぐきに近づきます。

PMTCについて

皆さんはPMTCという言葉を知っていますか。最近では歯医者さんのホームページや診療の項目の中にPMTCという記載を時々見かけるようになりました。このPMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning(専門家による機械的な歯の清掃)の略称で、本来は歯周病のメインテナンス処置の一環です。その内容は、歯科衛生士、歯科医師のように、特別な訓練を受けた専門家により、機械的な回転器具(歯医者さんの椅子についてるアレです)とフッ化物ペースト(歯磨き粉のようなものです)を用いて、すべての歯面の歯肉の縁,および歯肉の縁より内側(歯肉の溝、歯周ポケット内)13mmまでのプラーク(歯垢)を機械的に選択除去する方法、とされています。歯の着色の除去や通常のクリーニングなどとは異なります。
 
歯周病とはプラーク中の歯周病の原因となる細菌群(厄介なことに1種類ではありません)による複合感染症です。細菌の毒素などによる局所の炎症反応により歯肉や歯の周囲の組織が障害を受け、その結果、組織の破壊が起こる病気です。歯肉の腫脹、腫れ、口臭などの症状があり、進行すると歯を支える骨や靭帯の破壊を起こして歯の動揺、脱落などを引き起こします。歯周病の治療では、原因であるプラーク、歯石などをセルフケア(患者さんご自身での歯磨き)とプロフェッショナルケア(診療です)により除去し、場合により歯周外科などの外科手術を行うこともあります。また、歯周病の治癒または安定期になった場合にも定期的なメインテナンスが歯周病の再発防止に重要であり、そのメインテナンスの一環としてPMTCを行います。
 
では何故PMTCが歯周病のメインテナンスに有効なのでしょうか?
歯周ポケットの細菌は歯肉より上の細菌、つまり歯肉より上のプラークから侵入します。そのため十分な歯周ポケット内の清掃が行われている状態、つまり歯周病の病状が治療により改善されている状態であれば、あとは歯肉より上のプラークをコントロールすることで歯周ポケット内の細菌をある程度コントロールすることが可能です。このため歯肉の上から歯周ポケット内1~3mmのプラークの細菌を出来るだけ除去するPMTCが重要となります。これが、PMTCが歯周病のメインテナンスに有効である理由です。
 
実際に行う方法としては口腔清掃指導や、ラバーカップ、プロフィーポイントといわれる回転器具などを使用した低速回転での歯肉の上から歯周ポケット内1~3mmまでの清掃、含嗽剤などを使用した洗浄、フッ化物塗布などを組み合わせて行います。
 
このようにPMTCとは通常の歯のクリーニングなどとは異なる処置です。昨今はPMTCと言う言葉がよく歯科医院のホームページなどで歯のクリーニングの意味で使われているのをお見受けしますが、本来はまったく異なるものです。当院では院長の専門である歯周病の治療に力を入れており、このPMTCも積極的に行っています。歯周病の治療時、経過観察時、メインテナンス時などに必要に応じ、必ずこのPMTCを行い歯周病の再発予防に努めております。
また、歯のクリーニングをご希望の方には、ご要望に応じ、PMTCとは別途に行います。またその際に歯ぐきの診査を行い、必要であれば歯周病の治療をお勧めしています。
 
歯周病があると、歯周病の細菌や毒素、白血球などの身体を守る細胞がそれらに反応して出す化学物質などが、血中を介して身体のほかの臓器などに到達し、全身の健康に影響を与えると言われています。代表的なものとして誤嚥性肺炎、感染性心内膜炎、虚血性心疾患、骨粗鬆症、早産、低体重児や糖尿病などと関連が取り沙汰されています。
このように歯周病は全身疾患とも密接に関連があり、歯周病を治療しメインテナンスを続けて維持管理していくことは全身疾患の管理、また予防に繋がります。PMTCを軸とした歯周病の管理を当院では積極的に行っています。歯周病でお困りの方、お悩みの方にぜひ当院で治療のお手伝いをさせて頂ければ、と思います。
 
★当院の院長である川村はこのPMTCを中心とした講演を多数行っています。
2010年 東京都江戸川区三師会
2013年 徳島県日本歯科大学校友会
2015年 東京都日本歯科大学校友会
2016年 建設7団体保険団体連合会
2017年 高知県日本歯科大学校友会
2017年 東京都国民健康保険団体連合会診療報酬審査委員会

その他多数

診療案内

Medical Guide

 
当院では、なるべく痛みの少ない治療、なるべく歯を削らない治療を心がけています。
また患者さんに分かりやすい説明を行い、ご理解をいただいてから治療を開始いたします。
もし何かご不明な点がありましたら、お気軽に当院スタッフへご相談ください。

川村歯科医院の概要

SUMMARY

医院名

川村歯科医院 

住所

〒112-0001
東京都文京区白山5-29-6白山グリーンハイツB1

電話番号

03-6304-1004

アクセス

都営三田線 白山駅 2分

東京メトロ南北線 本駒込駅 4分

駐車場

ビルに隣接した有料パーキングあり

休診日:日曜・祝祭日
急患・新患随時受付しております
各種保険取扱(保険証をお持ち下さい)
 

診察時間
10:00-13:00
14:30-17:30
18:00-21:00
 ★土曜の診療は17:00までです。

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